五月の球球猫 发表于 2007-7-20 12:04:04

★《魔女宅急便》剧本(1)

ラジオ : 西北のカリキア地方の天気予報を送りします.
(收音机:现在播送西北卡里吉亚地区天气预报。)
大陸より張出した高気圧によって天気は大体に回復に向かっています.
(由于大陆地区高压影响,天气正逐渐转好。)
今夕は西北西の風, 風力は3, 晴れ. 素晴らしい満月の夜になるでしょう.
(今夜风向西北西,风力三级,晴天,可能会是很好的满月之夜。)
明日は晴れでしょう. 明日後は晴れでしょう.
(明天将是晴天,后天也是晴天。)
次は生鮮食品市況を送りします. カリキア中央市場しがめ…
(下面播送生鲜食品市场情况。卡里吉亚中央市场调查...)
[つたで 覇われた家]
キキ : ジジ, 今夜に定(き)めたわ! 出発よ!!
(奇奇:基基,就决定今晚出发了!)
キキ : お母さん!! はっ, いらっしゃい. お母さん, 天気予報聞いた? 今夜晴れるっ
て. 絶好の満月だって!!
(妈妈!啊,欢迎光临。妈妈,听天气预报了吗?今晚是晴天,有很好的满月!)
母さん : キキ, あなたまたお父さんのラジオ持ち出したの?
(奇奇,你又拿了爸爸的收音机了吗?)
キキ : ね, いいでしょう. ト-ラさん, こんにちは. あたし、きめたの, 今夜にする
わね.
(没关系。多拉婆婆您好。我决定了,今晚出发。)
母さん : だって, あなた, 昨夜は一月延ばすって!
(但是,你昨晚不是说要推迟一个月吗?)
キキ : 次の満月が晴れるかどうかわからないもの. あたし, 晴れの日に出発したいの
!
(下个满月也不知道会不会是晴天。我想在晴天出发。)
母さん : あ, 待ちなさい! キキ!! あっ! ああ……
(啊,等一下!奇奇!啊...)
ト-ラ : 出掛けるって, 魔女の修行(しゅぎょう)のこと?
(要出发了,是魔女修行的事吗?)
母さん : ええ, 古いしきたりなんです. 魔女になる子は13歳なったらうちを出るって
ゆう.
(嗯,这是古老的规矩。成为魔女的孩子在13岁时必须离家远行。)
ト-ラ : 早いもんだね~. キキちゃんがもうそんなになるんだね~.
(真快呀。小奇奇都已经到了这个年龄了。)
母さん : でもあの年で一人立ちなんて, 今の世にあいませんわ.
(但是在这个年龄就独立,与当今的社会不合。)
ト-ラ : あなたがこの街に来た日のことをよ-く憶えてますよ. 13歳の小さな女の子が
ほうきに乗って空から降りて来たわ. 目をキラキラさせて, ちょっと生意気そうで…

(我还记得你刚来到这条街上的事。13岁的小女孩,骑着扫帚从天而降。眼睛闪闪发光
,稍微有点自负。)
母さん : でも, あの子ったら空飛ぶことしか覚えなかったですよ. この薬も私の代で
おしまいですわ.
(但是,那个孩子仅仅知道如何在天上飞而已。这个药也是到我这一代就快绝迹了。)

ト-ラ : 時代のせいですよ. 何もかも変わってしまう. でもあたしのリュ-マチにはあ
なたの薬が一番効くわ.
(时代的关系呀。什么事都变了。可是治疗我的风湿症,还是你的药最管用。)
母さん : うふふ…
(哈哈)
[キキの部屋]
キキ : あら, あんなに急かせたくせにいざとなったらぐずつくのね.
(咦,你不是一直吵着要走的吗?怎么又迟疑了。)
ジジ : 違うよ. 旅立ちはもっと慎重に厳かに行うべきだと思うんだよ.
(不是啊。我只是认为出发旅行要谨慎和严格一点。)
キキ : そして一月延ばしてすてきなボ-イフレンドが現れたらどうするの? それこそ
出発できやしないわ.
(不过推迟一个月,如果我有了男朋友怎么办?那时才真的无法动身呢。)
ジジ : どうなることやら, 心配だね. 定めたらすぐの人だから.
(不管怎样做,都令人担心。你是个说做就做的人。)
キキ : あら, そう. あたしは贈り物の蓋をあける時みたいにワクワクしてるわ.
(是吗?我可是兴奋得很,就像打开礼品盒的盖子一样。)
は, お父さん! あたし, 今夜立つことにしたの!
(哈,爸爸!我今晚就要自立了!)
父さん : なんだって?
(你说什么?)
キキ : さっき定めたの!
(刚刚决定的!)
父さん : だって, ほら! 来周キャンプに行く道具借りて来たのに!!
(但是,我已经把下周去露营的用具借来了!)
キキ : ごめんなさい!
(对不起!)
父さん : あ, これは, いかん! ああっ!
(啊,这个,不行!啊!)
父さん : (電話で) ありがとう. じゃ, お待ちしてます. オキノです. 今夜キキが出
すことになりまして…ええ, そうです.
(谢谢。那么,在此恭候了。我是欧吉诺。今晚奇奇就要出发了。嗯,是这样。)
母さん : よさそうね.
(很不错。)
キキ : せめてコスモス色ならいいのにね.
(要是大波斯菊色就好了。)
母さん : 昔から魔女の服はこうって定まってるのよ.
(从古代开始,魔女的衣服就一直是这样的。)
キキ : 黒猫に黒服で真っ黒黒だわ.
(黑猫和黑衣服,全是黑的。)
母さん : キキ, そんなに形に拘らないの. 大切なのは心よ.
(奇奇,不要对外表过分在意。心灵才是最重要的。)
キキ : わかってるわ. 心の方はまかしといて! お見せできなくて残念だわ.
(知道了。心灵方面没有问题,只可惜不能让你看见。)
母さん : そしていつも笑顔を忘れずにね?
(还有,不要忘记了笑容。)
キキ : は--い.
(好。)
母さん : 落ち着く先が定まったらすぐ手紙を書くのよ.
(等你有了安身的地方,记得马上写信回来。)
キキ : お父さん! あのラジオをちょうだい? ねえ, ラジオはいいんでしょう. やった
!
(爸爸!那个收音机给我好不好!收音机可以吗?太好了!)
父さん : はは, とうとう取られたな. どれ, 私の小さな魔女を見せておくれ.
(哈哈,终于被你抢走了。那么,让我看看我的小魔女。)
キキ : うふふふ…
(嘻嘻)
父さん : 母さんの若い頃によく似てる.
(跟妈妈年轻时一模一样。)
キキ : おと-さん, ね, 高い高いして, 小さい時みたいに!
(爸爸,把我高高地举起来好不好?像小时候一样。)
父さん : ようし.
(好!)
キ&オ : あははははは---…
(哈哈哈...)
父さん : いつの間にこんなに大きくなっちゃったんだろう…うまく行かなかったら帰
って来ていいんだよ.
(不知不觉你已经长这么大了。如果在外面不顺利,还可以回来。)
キキ : そんなことに, なりませんゆ--だ!
(那种事,不会发生!)
キ&オ : あははははは---…
(哈哈哈...)
父さん : いい街が見つかるといいね.
(要找到适合自己的街道。)
キキ : うん.
(嗯。)
[夜?庭]
男子 : 自分で住む街を見つけるなんて大変だね.
(找到适合自己居住的街道很麻烦。)
女子 : 大丈夫よ, キキちゃんなら.
(小奇奇不要紧。)
少女A : ねね, どんな町にするの?
(喂,要找怎样的城市?)
少女B : 大きな町?
(很大的吗?)
キキ : うん, 海の見えるとこ捜すつもり.
(嗯。要找个能看见海的地方。)
少女達 : うわあ~~ うらやましいの~~
(哇,真羡慕)
キキ : あたし修行に行くのよ. よその町で一年頑張らないと魔女になれないんだから
.
(我是去修行的。不在外面的城市努力奋斗一年,就不能成为魔女。)
少女A : でも, ディスコ あるでしょう?
(但是,那里有迪斯科吗?)
一同 : ククッ, ウハハハ~~~
(哈哈哈...)
母さん : キキ, 時間よ.
(奇奇,时间到了。)
キキ : は--い!
(好!)
母さん : あなたそのほうきで行くの?
(你想坐这个扫帚去吗?)
キキ : うん. 新しく作ったの. 可愛いでしょう.
(嗯,我新做的,很可爱吧?)
母さん : 駄目よ, そんな小さなほうきじゃ. お母さんのほうきを持って行きなさい.

(不行啊,这么小的扫帚。还是坐妈妈的扫帚去吧。)
キキ : やだ, そんな古いの.
(不好,太旧了。)
母さん : だからいいのよ. よ-く使いこんであるから. 嵐にも警かずに飛ぶわ. ね,
そうしなさい.
(所以才适合你。用起来很好。即使在风暴中飞行也没问题。来,听话。)
キキ : せっかく苦力して作ったのに…. ね, ジジ.
(这是我辛辛苦苦才做成的。是吧基基?)
ジジ : ぼくもお母さんのほうきがいいと思う.
(我也认为妈妈的那个比较好。)
キキ : 裏切者(うらぎりもの)!
(背叛者!)
ト-ラ : キキちゃん, 町の暮らしに慣れたら自分のを作ればいいんじゃない?
(小奇奇,你在自己的城市住习惯以后再自己做不就行了吗?)
キキ : うん…
(嗯...)
母さん : 気をつけて!
(小心一点!)
父さん : しっかりね.
(努力吧。)
キキ : 行って来ます---!!
(我走了!!)
少女達 : Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! Go Go キキ!! うわあ~~っ!!
(GO GO 奇奇!!GO GO 奇奇!!哇...)
母さん : 相変わらずヘタね.
(还是那么笨手笨脚的。)
父さん : 大丈夫だ. 無事に行ったようだよ.
(不要紧,已经平安飞走了。)
男子 : あの鈴の音もとうぶん聞けないんだな.
(那个铃声暂时听不到了。)
[上空]
ジジ : どっちへ行くの?
(到哪里去?)
キキ : 南よ, 海の見える方!ジジ, ラジオ つけて! 今 手がふさがってるの! 早く!!

(南方,能看见海的地方!基基,打开收音机!现在我的手被占住了!快点!)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:46:50

★《魔女宅急便》剧本(2)


キキ : こんばんは.
(晚安。)
先輩魔女 : あら, あなた新人?
(啊,你是新来的?)
キキ : はい, 今夜出発したばかりです!
(是,今晚刚刚出发。)
先輩魔女 : その音楽とめてくだされない? あたし静かに飛ぶのが好きなの.
(能不能把音乐关掉?我喜欢安静的飞行。)
キキ : あ, あの, 知らない街に住みつくって, 大変ですか?
(啊,住在自己不了解的地方,很辛苦吗?)
先輩魔女 : それはね, いろいろあったわ. でもあたし, 占いができるのでまあまあや
ってるわね.
(是啊,很多麻烦事。不过,我会算命,所以还算过得去。)
キキ : 占(うらな)い?
(算命?)
先輩魔女 : 近頃は恋占いもやるのよ.
(最近很流行恋爱算命。)
キキ : はあ~~
(哈)
先輩魔女 : あなた何か特技(とくぎ)あって?
(你有什么特技吗?)
キキ : えっ, いいえ, いろいろ考えてはいるんですけど…
(咦,没有,虽然我会做很多事。)
先輩魔女 : そう. あたしはもうじき修行があけるの. 胸を張って帰れるので嬉しいわ
. あの町があたしの町なの. 大きくはないけどまあまあってところね. あなたも頑張
ってね.
(这样。我的修行就快结束了。能够衣锦还乡真高兴!那座城市就是我的城市。虽然不
太大,但是很不错。你也要加油啊。)
キキ : はいっ!!
(是!)
先輩魔女 : じゃあね.
(再见。)
ジジ : やな 感じ. あの猫 見た? べ~~~…
(令人生厌的家伙,看见那只猫了吗?呸...)
キキ : 特技か……きゃあああ~~!! 何よ あの天気予報は!!
(特技...啊!天气预报真是鬼话连篇!)
ジジ : だめだよ, 貨物列車だもん!
(不行啊,那是货物列车!)
[貨物列車の中]
キキ : 雨がやむまで 一休みしよ.
(雨停之前先在这里休息一下。)
ジジ : 叱られないかな.
(不会挨骂吗?)
キキ : 見つかればね.あ~, びしょ濡れ.
(如果被发现当然会。啊,都湿透了。)
ジジ : ここ 揺れない?
(这里会不会摇晃)
キキ : あはは, いいにおい~~!
(哈哈!真香!)
[翌日 朝]
キキ : うあ, あ, ははは, うふっ, … ごめん, あなた達のご飯って知らなかったの
.
(啊,哈哈...对不起,我不知道这是你们的食物.)
はあ~~, ジジ, 海よ海!! すごい~~! 初めて!
(基基,大海呀!真厉害!第一次看见!)
ジジ : なんだ, ただの水たまりじゃないか.
(什么,不过是普通的蓄水池吗。)
キキ : あ, 見て見て!! 大きな町! あの町に魔女いるかしら.
(啊,看见了!好大的城市,不知道那里有没有魔女。)
ジジ : さあね.
(可能吧)
キキ : 行くよ!
(走吧!)
[上空]
キキ : ジジ, くっついてる?
(基基,抓紧了吗?)
ジジ : ああ.
(啊。)
キキ : 見て~! 海に浮かぶ町よ! 時計塔よ! あたし, こんな町に住みたかったの.
(快看!浮在海上的城市!钟楼!我想住在这样的城市里。)
ジジ : でももう他の魔女がいるかも知れないよ.
(但是不知道有没有其他的魔女。)
キキ : いないかも知れないわ.
(也可能没有啊!)
[街の上]
キキ : すごいね~!
(好棒!)
ジジ : ちょっと大きすぎるよ, この町.
(这个城市好像太大了。)
時計員 : ああ, 魔女とは珍しいな.
(啊,魔女真少见啊。)
キキ : おはようございます! あの, この町に魔女がいますか?
(早上好!请问,这座城市里有魔女吗?)
時計員 : いや, 近頃はとんと見かけんな.
(没有,最近几乎看不到了。)
キキ : 聞いた? この町にする! おじいさん, ありがとう!!
(听见了吗?就是这里!老爷爷,谢谢!)
時計員 : いや.
(没什么。)
[大路の上]
ジジ : ほんとにおりる気?
(真的要落在这里?)
キキ : もちろんよ.
(当然。)
人達 : おお, うわああ~~!!!
(哦!哇...)
ジジ : みんな見てるよ.
(大家在看我们。)
キキ : 笑顔よ. 第一印象を大事にしなきゃ.
(保持笑容!第一印象很重要!)
キキ : あの, あたし, 魔女のキキです. こっちは黒猫のジジ. お邪魔させていただき
ます! あたしこの町に住ませていただきたいんです. きれいだし, 時計塔も素敵だし
.
(我是魔女奇奇。这位是黑猫基基。多多打扰了。我想住在这座城市里。这里很美,钟
楼也很棒。)
女子 : そう? 気に入ってもらってよかったわ.
(是吗?你能喜欢真是太好了。)
警察 : 君君, 道路に飛び出しちゃ駄目じゃないか. 危く大事故になるところだ. 街中
を飛び回るなんて, 非常識きわまりない.
(你你!不能在道路上乱飞!刚才差点造成危险的事故!不能在城市里面到处飞行,这
是基本的常识!)
キキ : でも, 私は魔女です! 魔女は飛ぶものです!
(但是,我是个魔女!魔女就是要飞的!)
警察 : 魔女でも交通規則は守らなければいかん. 住所と名前は?
(就算魔女也不能不遵守交通规则!你的住址和姓名?)
キキ : 家(いえ)に連絡するの?
(要跟家里联络?)
警察 : 君は未成年者だろう? 必要があればそうすることもある.
(你还是未成年人!如果必要的话,就要这样做。)
トンボ : 泥棒~~ 泥棒~~
(抓贼!抓贼!)
警察 : おっ!
(噢!)
トンボ : 泥棒~~
(抓贼!)
警察 : 君はここにいたまえ!!
(你在这里不要走!)
ジジ : キキ…
(奇奇...)
トンボ : ねね, ね, うまく行っただろ? 泥棒って言ったの僕なんだぜ.
(喂喂,刚才干得不错吧?大喊抓贼的人就是我。)
君, 魔女だろ. 飛んでるところを見たんだよ. ほんとにほうきで飛ぶんだね~.
(你是魔女吧?我看见你飞了。真的是坐扫帚在天上飞!)
ね, そのほうき ちょっと見せてくれない?
(那扫帚给我看看好不好?)
少年 : トンボ!! 朝っぱらから軟派(なんぱ)かよ!
(蜻蜓!一大早就泡女生吗?)
トンボ : バ~カ!! ははは~…
(笨蛋!哈哈)
頼むよ. ちょっとだけ. ね, いいだろ.
(拜托,看一看就好。嗯?行不行?)
キキ : 助けてくれてありがとう. でもあなたに助けてって言った覚えはないわ. それ
にきちんと紹介もされてないのに女性に声を掛けるなんて失礼よ. ふん!
(谢谢你救了我,但是我并没有请求过你的帮助啊!没有经过正式介绍就来跟女性聊天
太没礼貌了!哼!)
トンボ : お… さすが魔女だな. 僕の婆ちゃんみたいだ.
(噢!不愧是魔女,跟我奶奶一样!)
キキ : ついて来ないで!
(不要过来!)
トンボ : おお… ああっ, かっこいい~~!!
(噢...帅呆了!)
[ホテル]
プロント : お泊り? どなたか保護者の方はいらっしゃらないのですか?
(要住宿?但是你的保护人来了没有?)
キキ : 私は魔女です. 魔女は13歳で 一人立ちをするんです.
(我是魔女,魔女从13岁开始就要自立了。)
プロント : では身分証明書などを……
(但是你的身份证明...)
キキ : けっこうです.
(不麻烦你了。)
[公園]
ジジ : 食べないの?
(不吃吗?)
キキ : ほしければ ジジにあげる.
(你想要就都给你。)
ジジ : もう夕方になっちゃうね.
(天都快黑了。)
キキ : 行きましょう.
(走吧。)
[パン屋の前]
ジジ : 別の町を捜そうの. 大きくてももっといい町があるよ, きっと…
(还是去其他城市找找吧。大城市也行,一定会有更好的城市...)
オソノ : 奥さん! 忘れ物!! 奥さん!! ああ, 困ったね. これがないとあの子大泣きす
るんだよ.
(太太!东西掉了!太太!啊,不好办,没有这个,那孩子一定会哭个不停。)
お客さん, 悪いけど待ってて. これ届けて来るから.
(客人们,对不起请稍侯。我去去就来。)
キキ : あの, あたしでよければ届けましょうか.
(请问,让我去送好吗?)
オソノ : ええ? でも.
(咦?可是...)
キキ : あそこを曲った乳母車の人でしょう.
(是不是那边拐弯处推婴儿车的?)
オソノ : じゃ, 頼むわ. 悪いね.
(那么拜托了。不好意思。)
キキ : いいえ. ジジ, 行くよ!
(没关系。基基,我们走!)
オソノ : ええ… おおっ, わあ~~…
(咦?哇...)
キキ : パン屋さんに頼まれました. 忘れ物です.
(面包店店主托我送来的。您忘掉的东西。)
赤ん坊 : ウワアアア~~~---…
(哇哇...)
赤ん坊母 : ウフッ.
(呼)
キキ : ははは~~…
(哈哈哈...)
[パン屋]
オソノ : ありがとう, お待ちどおさま, いつものね. あ, ご苦力さん, 入って待って
て. ありがとう, お待ちどおさま, はい, どうも, 気を着けてね.
(谢谢,久等了。跟平常一样?啊,辛苦了,进去等一下。谢谢,久等了。是。多谢。
小心点。)
警いちゃったよ. あんた, 空飛べるんだね.
(刚才吓了我一跳。你居然飞上天了。)
キキ : この手紙を預かって来ました.
(那人要我转交的信。)
オソノ : あの人のサインじゃない. おしゃぶり受け取りました. ありがとう.
(不是那个人的字条吗?奶嘴收到了,谢谢。)
キキ : じゃ あたしはこれで.
(那么我告辞了。)
オソノ : ああ, 待って. ね, ちょっとよってかない? お礼もしたいしさ. こっちよ.
座って. コ-ヒ-がいい?
(等一下。那么,让我招待你一下行吗?要好好谢谢你。这边。请坐。喝咖啡吗?)
キキ : はい. ありがとう.
(好。谢谢。)
オソノ : 君はこれ.
(这是你的。)
なるほどね. 自分の町を見つけるってわけか.
(原来如此。你在寻找自己的城市吗?)
キキ : この町の方(かた)は魔女がお好きじゃないみたいですね.
(好像这座城市的人不太喜欢魔女。)
オソノ : 大きい町だからね. いろんな人がいるさ. でもあたしはあんたが気にいった
よ.で, 泊るところは定まったの?
(因为这是大城市,什么样的人都有。有什么事就跟我说。那么,已经找到住处了吗?

キキ : ……
オソノ : なんだ, そうなら早く言えばいいのに. うちに空部屋があるから使っていい
よ.
(是吗?为什么不早说。我这里正好有空屋,请好好使用。)
キキ : 本当ですか, 奥さん!?
(真的吗?太太?)
オソノ : ははは---, 奥さんじゃないよ. ここらじゃ パン屋のオソノで通ってるんだ
よ.
(哈哈,别叫我太太。我是面包房的欧索娜。)
キキ : あたしキキです. こっちは黒猫のジジ!
(我叫做奇奇。这是黑猫基基。)
[別館 楼]
オソノ : ちょっと汚いけど 好きにしていいから.
(虽然有点脏,但可以放心使用。)
キキ : はい.
(是)
オソノ : 水とトイレは下よ. なんかあったら遠慮なく言いなさい.
(水和厕所在下面。有什么麻烦事尽管说出来。)
キキ : ありがとう.
(谢谢。)
ジジ : 粉だらけだね.
(到处都是灰尘!)
キキ : うん.
(嗯)
ジジ : ぼくあしたになると白猫になってると思うよ.
(到明天我就变成白猫了。)
キキ : ジジ, 海が見えるよ.
(基基,可以看见海。)
ジジ : 明日他の町を捜す?
(明天还要寻找其他城市吗?)
キキ : ……
ジジ : お? ちぇ ちぇ, きどってやんの.
(噢?切,切,神气什么!)
キキ : あたしもうちょっとこの町にいるわ. オソノさんのようにあたしのこと気に入
ってくれる人が他にもいるかも知れないもの.
(我暂时就住在这座城市里吧。也许还会出现其他的像欧索娜太太那样关心我的人。)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:47:28

★《魔女宅急便》剧本(3)


[翌日 朝]
キキ : 電話を引くのっていくらすると思う?
(你看装电话需要多少钱?)
ジジ : 電話?
(电话?)
キキ : そう. お店開くの.
(是啊。我要开店。)
[製パン室]
キキ : おはようございます.
(早晨好。)
オソノ : おはよう. よく眠れた?
(早安。睡得好吗?)
キキ : ええ, いいにおいね. 手伝っていい?
(嗯,睡得很香。要帮忙吗?)
オソノ : うん.
(嗯。)
オソノ : 宅急便(たっきゅうびん)ね.
(宅急便吗?)
キキ : あたし空を飛ぶしか能(のう)がないでしょう. だからお届け屋さんってどう
かなって.
(我只有飞行这个专长,所以想从事运输的工作。)
オソノ : 面白いよ, 空飛ぶ宅急便てわけね. 考えたね. あの部屋使ってもいいからね
.
(有意思,空中飞行的宅急便。我考虑一下。你可以使用那房间。)
キキ : ほんと!? 嬉しい! 電話を引こうと思ってるの.
(真的?太好了!我还想装个电话。)
オソノ : お金が掛かるじゃない?
(花钱不会太多吗?)
キキ : すこしなら持って来たの.
(只带来了一点。)
オソノ : もったいないよ.
(没有钱吗?)
ねえ, この店の電話を使いなよ. お客が着くまでが大変なんだからさ. あたしこんな
おなかだから、あんたは時時店番やってくれれば部屋代と電話代なしってのでどう?
ついでに朝御飯も付ける!
(你可以使用店里的电话。客人到来之前会很辛苦,我又带着这个大肚子,如果你能经
常帮忙照料一下店面,住宿费和电话费就可以免了,而且还管你的早饭。)
キキ : はあ, ありがとう!! あたし, うんと働くね!
(哈,谢谢!我一定努力工作!)
オソノ : うあ!
(噢!)
キキ : オソノさんっていい人ね.
(欧索娜太太真是个好人!)
オソノ : ははは----
(哈哈...)
[キキの部屋]
キキ : ジジ, 終ったよ. お買物に行こう.
(基基,干完了。买东西去。)
ジジ : 飛び出しちゃ駄目だよ. 舎じゃないんだから.
(不能这样横冲直撞,这里不是乡下。)
キキ : わかってるわよ. ついよ つい.
(我知道,刚才忘了)
少女達 : あははは--… ききっ~…
(啊哈哈哈)
キキ : もうちょっと素敵な服ならよかったのにね.
(如果有一件更漂亮的衣服会好些。)
キキ : 暮らすって物要りね.
(需要很多东西。)
ジジ : キキ, 見て見て! お金 足りる?
(奇奇,快看!钱够吗?)
キキ : しばらくはホットケ-キで頑張るしかないわね.すてきね…
(只有暂时吃烤饼忍耐一下了。真漂亮...)
少女達 : あははは~!
(哈哈)
トンボ : ああ, 止めて止めて. 魔女子さん!! 今日は飛ばないの? なあ, 本当に黒い
服着てるだろ. ねえ, ちょっと待ってよ, 魔女子さん!
(啊,停一下!魔女小姐,今天不飞了吗?你们看,她穿的是不是黑衣服?喂,等一下
,魔女小姐!)
少女達 : あははは~!
(哈哈哈)
[パン屋]
オソノ : キキ, ちょうど よかった. お客さんよ.
(奇奇,你来得正好。有客人。)
キキ : え?
(咦?)
オィノ : お届け物を頼みたいって言った人がいるの.
(是来请你帮忙送东西的客人!)
キキ : 本当? すぐ行きます. あ, 地図!
(真的?我马上就去!地图!)
オソノ : お店のお得意さんなの. あんたの話しが出たらちょうど いいからって.
(这是本店的常客。我提起你的事时,她说正好要拜托。)
マキ : 可愛い魔女さんね.
(可爱的魔女小姐。)
キキ : キキと言います.
(我叫做奇奇。)
マキ : これを届けてほしいんだけど. 夕方までに間に合うかしら.
(需要送的就是这个,但是不知道傍晚前能不能送到?)
キキ : はい!!
(能!)
マキ : 甥(おい)の誕生日のプレゼントなんだけと, 急に仕事が入って行けなくなっ
ちゃったのよ.
(这是外甥的生日礼物,不过我突然有些急事不能去了。)
キキ : どちらへ お届けしましょう?
(要送给哪一位?)
ジジ : ぼくがいる.
(这个猫玩具很像我。)
マキ : ちょっと遠くないかしら?
(是不是远了点?)
キキ : まっすぐ 飛べますから.
(我可以直接飞过去)
マキ : お礼はいかほど?
(报酬是多少呢?)
キキ : え, まだ 定めてないんです.
(这个我还没想好。)
マキ : これで どうかしら?
(这些够不够?)
キキ : こんなにたくさん!? ありがとうございます!!
(这么多?谢谢你!)
トンボ : あっ, うわあ---!! それっ! すごいな~~!!
(啊,哇!那边!真厉害!)
オソノ : あたしも飛べたらね.
(我也想飞。)
トンボ : おばさん, あの子知ってるの?
(太太认识那个孩子吗?)
[上空]
ジジ : キキ, どこまで登るつもり?
(奇奇,你到底要飞多高?)
キキ : 仕事初めだもの, おまわりさんに邪魔されたくないじゃない?
(这是第一次的工作,我不想让警察取缔。)
ジジ : ぼくはまた天使にお届けものをするのかと思ったよ.
(我还以为你要送到天使那里去呢。)
キキ : あの岬(みさき)の向こうだわ. 行くわよ!!
(就是那个海湾。我们走!)
ジジ : わあっ!
(哇!)
キキ : ジジ, あたしこの町気に入ったわ!
(基基,我开始喜欢这个城市了!)
ジジ : 安心するのはご用事!
(但也要安心工作呀!)
キキ : これで お母さんに手紙を書けるもの!
(现在我可以给妈妈写信了!)
キキ : 雁(かり)の群(むれ)よ, すてき--!! あたし達と同じ方向に行くんだわ.
(一群大雁,真好!前进方向跟我们一样!)
あははは~…… どうしたのかしら?
(哈哈...怎么了?)
ジジ : 風が来るって.
(它们说要起风了。)
キキ : え?
(咦?)
ジジ : 高く高く登ろうって.
(要飞到很高很高的地方。)
キキ : きゃあっ!! 大変!!
(哎呀!不好了!)
[森]
キキ : はあ!! いけない! ごめん, ごめん!! 許して, あなたの卵をねらったんじゃな
いのよ! はあ, 怖かった.
(啊!不行!对不起,对不起!请原谅,我不是要打你蛋的主意!好可怕)
ジジ : キキがいけないんだよ. せっかく雁が風だと教えてくれたのにさ.
(都是你不好,大雁特地来告诉我们要刮风的。)
キキ : ほんとね. すごいね~. あの風を使ってあんなに高くへ登ってる!
(真的呀,厉害。借助风力可以飞到那么高的地方。)
ジジ : キキ!!
(奇奇!)
キキ : うん?
(嗯?)
ジジ : いなくなっちゃってる!!
(礼物不见了!)
キキ : ほんと!? 大変!!
(真的!不好!)
ジジ : 落ちた時かな!
(一定是刚才掉的!)
キキ : うん!!
(嗯!)
ジジ : 卵泥棒がまた来たって言ってるよ.
(它们说偷蛋贼又来了。)
キキ : そんな… どうしよう? うわあっ!!うああ, ほうきを!! やめて, やめなさい!
! こら, やめて!!
(那样...怎么办?啊,在咬扫帚!不要,不要这样!快停下来!)
キキ : 困ったな. まだ騒いでるわ……
(不好办了。它们还在骚动。)
ジジ : あ--あ. 魔女も落ちぶれたものだよ. 烏(からす)は魔女の召使(めしつかい
)だったのにさ.
(啊,你这个魔女真是落魄。乌鸦应该是魔女的使者才对。)
キキ : それは大昔のことでしょう!
(那是很久以前的事情了!)
ジジ : 日が沈んでからそっと近付いて捜すしかないね.
(只能等太阳下山后再偷偷地找了。)
キキ : 約束の時間に遅れちゃうわ. ジジ, こうなったら最後の手段よ!
(可是会超过约定的时间!基基,只好用最后的手段了!)
ジジ : 見つかっちゃうよ~~!
(会被发现的!)
キキ : お願い, 捜したらすぐ助けに行くから.
(拜托,找到的话我马上去救你。)
ジジ : あのうち.
(那一家。)
キキ : うん. 動いちゃ 駄目よ.
(你千万不要动。)
ジジ : 息は?
(呼吸呢?)
キキ : できるだけしないで.
(尽量不要呼吸。)
[ケトん家]
ケト : あ, おばちゃんのプレゼントだ. 変なの. あははは, ははは--…
(啊,阿姨送我的礼物!好奇怪。哈哈)
母 : 遅かったね. 妹から電話があって待ってたのよ.
(你迟到了。妹妹打过电话后我们就在等你了。)
キキ : すみません. サインをお願いします.
(对不起。请签名。)
子供 : お母さん, カナリア移してもいい?
(妈妈,金丝雀换过来可以吗?)
母 : いいわよ. 逃さないように気を着けてね.
(可以。小心别让它跑了。)
ケト : うん!
(哇!)
キキ : ありがとうごさいました!
(多谢了!)
ケト : おとなしくしな, ピチ. こら, だめだよ, にげちゃ.
(乖乖,过来。听话。不行,会逃掉。)
ジジ : キキ, 早く~!
(奇奇,快来...)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:48:00

★《魔女宅急便》剧本(4)


[森]
キキ : 困ったわ, この辺(へん)のはずなんだけど…… はあ, あった!
(麻烦了,这边也没有。啊,找到了!)
ごめん ください! どなたかいらっしゃいませんか?
(有人在家吗?谁住在这里?)
ごめん ください!
(有人在家吗?)
ウルスラ : は-い!! 今 手が放せないの! 上がって来てくれる?
(在家!现在我很忙!你到上面来!)
キキ : はっ!!
(啊?)
ウルスラ : 何?
(什么事?)
キキ : あの, 窓のとこにあるぬいぐるみの黒猫, あたしが落としたものなんです.
(那个,窗户旁边的那个布做的黑猫,是我掉在这里的。)
ウルスラ : いい子ね, 動かないでね.
(对乌鸦:好孩子,不要动。)
さき森で拾ったのよ.
(对奇奇:刚才从森林捡来的。)
キキ : あの, 返してくださいますか?
(请还给我好不好?)
ウルスラ : ちょっと待って, 今 いいとこなの. すてきよ~ あんた美人(びじん)だ
ね.
(等一下。我现在很忙。不错,你这只乌鸦真是个美人。)
[丸木の小屋の中]
ウルスラ : なんだ, そうならそうと早く言えばいいのに. ちょっと気に入ってたんだ
.
(什么呀,你早点说出来就好了。我也有点喜欢它了。)
キキ : すみません. はあ! やぶけちゃってる……
(对不起。啊!这里破了!)
ウルスラ : 烏達の仕業ね. あの時騒いでたから.
(乌鸦们干的。那时它们骚动很厉害。)
キキ : どうしよう, お客さまの物なのに……
(怎么办?是客人的东西...)
ウルスラ : ね, 交換条件てのどう?
(来个交换条件如何?)
ウルスラ : 13歳で 一人立ちね. いいね, あたしそういうの好きよ.
(你十三岁就独立生活,了不起。我喜欢这样的人。)
キキ : あの, 直ります?
(那个,修得好吗?)
ウルスラ : まかせとけって!
(交给我好了。)
[ケトの家]
母 : ケトちゃん! ケト! 早くお風呂に入りなさい! 客さんがじきに見えるわよ. ケト
!!
(凯特!凯特!快去洗澡!客人就要来了。凯特!)
[森]
ウルスラ : できた!!
(行了!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : さ, 急いで ジジ君を助けに行きな.
(好,快去就基基君吧。)
キキ : でもまだ 片付けない…
(但是我还没干完...)
ウルスラ : もう十分だよ. さ 行った行った!
(已经够好的啦。快去吧!)
キキ : ありがとう!!
(谢谢!)
ウルスラ : ふふ…
(嘻嘻)
[ケトの家]
ケト : ほんとにジェフってかわってるよ.
(杰夫真的变了。)
皆 : はははは--……
(哈哈)
母 : おかしいのよ, ジェフったら猫のぬいぐるみがすっかり 気に入っちゃって放さ
ないの.
(奇怪,杰夫好像很喜欢那个布猫玩具,一直都不肯放开它。)
父 : 小犬だと思ってるんじゃないかな.
(也许它认为那是小狗吧。)
婆さん : マキが聞いたら怒るわね.
(玛姬听了会不会生气?)
皆 : ハハハ---……
(哈哈)
ケト : いいんだ, ジェフにあげるんだよ, ぼく.
(没关系,我送给杰夫好了。)
母 : マキおばちゃんに手紙書いたら?
(你要给玛姬阿姨写信。)
ケト : うん.
(嗯。)
婆さん : ジェフもすっかり年を取ったからね. やさしくしてあげるんだよ, ケト.
(杰夫的年纪实在太老了。凯特你要好好待它。)
ケト : でも寝てばかりいるよ.
(但是它已经睡觉了。)
婆さん : そうだね.
(是啊。)
母 : ケト, ジェフが出たがってるわ. 開けてあげて.
(凯特,杰夫想出去了。你去开门。)
ケト : はい. すんだら自分で締めるんだよ.
(好。回来时要自己关上门。)
キキ : ジジ!
(基基!)
ジジ : 遅いよ~~~!!
(太慢了)
キキ : ごめんね.
(对不起!)
ジジ : あの人が助けてくれたんだよ. ぬいぐるみを届けてくれるって.
(是它救了我。它说愿意帮你把猫玩具送进去。)
キキ : お願いできますか.
(那就拜托了。)
[上空]
キキ : まだ体おかしい?
(身体还奇怪吗?)
ジジ : おなか減った.
(肚子饿了。)
キキ : ほんとね. あたしもクタクタ. でもすてきな 一日だったわ.
(真的。我也肚子咕咕叫了。但是今天真美好。)
そうだ, ぬいぐるみを見つけてくれた人がね, あたしをモデルに絵を画きたいって.
(对了,那个发现猫玩具的人,想让我当模特来画像。)
ジジ : ヌ-ド?
(裸体画?)
キキ : バカ!
(胡说!)
[昼?パン屋]
キキ : ひまね.
(真无聊。)
ジジ : あ, 駄目だよ. 店番中なのに.
(不行啊,看店的时候怎么能这样?)
キキ : だってお客さん ちっとも来ないんだもん.
(但是客人也不来呀。)
ジジ : もうすぐこむ時間になるよ.
(很快就会到拥挤的时间了。)
キキ : 違うの. お届けもののお客さん. ジジ, このまま ずっとお客さんが来なくて
お婆さんになるまで 毎日毎日まい---にちホットケ-キばかりだったらどうしよう.
(不是,是委托送货的客人。基基,如果客人一直都不来的话,我们每天每天一直等,
等成老太婆,每天吃烤饼,怎么办?)
ジジ : ぼくホットケ-キ好きだよ. 焦げてなきゃ.
(我很喜欢烤饼,只要不烤焦。)
キキ : 猫って気楽ね. いまにホットケ-キみたいに真ん丸くなっても知らないから.
素敵ね, ファッション デサイナ- なんだって.
(当猫真轻松。那让你现在就吃烤饼吃个饱!真漂亮,听说她是个时装设计师。)
ジジ : あそこんちの猫 嫌いだよ. やたらきどってるんだもん.
(我讨厌那家的猫。神气兮兮的)
キキ : はい, グウチョキ パン店です. え, はい, やってます! ジジ, お客よ, お客
!
(你好,这里是面包店。咦?是!好!基基,有客人!)
4時半にお宅に伺うんですね. 畏まりました. ご住所を受けて貰います.
(4点半到府上是吗?知道了。请说出您的住址。)
はい, はい, 青い屋根のお宅ですね. はあ, ありがとうございます. 必ずお伺いしま
す.
(是,是。青色屋顶的房子吗?好,谢谢。一定照办。)
トンボ : やあ. ください! これ.
(请把这个拿给我。)
キキ : ありがとうございます.
(谢谢。)
トンボ : 頼むから怒らないで聞いてよ. 今日, 僕らのクラブのパ-ティがあるんだ.
飛行クラブって言うんだけど, ぜひ 君に来てほしいんだよ. これ, 招待状. まじめな
集まりなんだよ. へえ, みんな君の話を聞きたがっているんだ.
(拜托不要一见我就生气吗!今天我们俱乐部有个聚会,是飞行俱乐部!我们都希望你
能来。这个是请柬。真正的集会!大家都听说过你的事了。)
キキ : はっ, いらっしゃい.
(您好,欢迎光临。)
おじさん : ここで配達をやっとると聞いたんだが.
(听说这里帮忙送货是吗?)
キキ : は, はい! お届け物ですか?
(是。要送东西吗?)
おじさん : こいつを大急ぎで運んでくれないかね.
(这个东西请尽快送出去。)
キキ : お預かりします. うっ!
(交给我吧。嘿!)
おじさん : 大丈夫かい?
(不要紧吗?)
キキ : ええ.
(不。)
トンボ : 手伝うか?
(要帮忙吗?)
キキ : いい.
(不了。)
トンボ : 6時に迎えに来るからそれまでに決めといてね. じゃあ!
(6点钟我会来接你,要记住这个约定。再见。)
キキ : あ!
(啊!)
おじさん : いくらだね?
(多少钱?)
キキ : あ, あの市内ですか, 市外でしょうか?
(市内还是市外?)
おじさん : 箱に書いといたんだが.
(箱子上已经写了。)
キキ : あ, すいません.
(对不起!)
キキ : オソノさん!! どうしょうパ-ティの招待状を貰っちゃった!
(欧索娜太太!有人给了我聚会请柬,怎么办?)
オソノ : 素敵じゃない, 行って来なさいよ.
(不错呀,你去参加吧。)
キキ : でも, あたしこの服しか持ってないもん!
(但是。我只有这身衣服!)
オソノ : あら, そんなこと気にしてるの? それとってもいいよ. 黒は女を美しく見せ
るんだから.
(噢,原来你担心这个。不要紧的,女孩子穿黑衣服很好看。)
キキ : ほんと?
(真的?)
オソノ : 仕事は?
(工作呢?)
キキ : あ, 二つも はいってるんだ. もう4時だわ, 大変--!! すみません, 店番お願
いします! ジジ!! ジジ!!
(啊,接了两个任务。已经四点了,不好!对不起!店里就拜托您了!基基!基基!)

オソノ : ふふ…
(哈哈)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:48:39

★《魔女宅急便》剧本(5)


[上空]
ジジ : あんなにあの子のこと怒ってたのにパ-ティへ 行くの?
(既然你讨厌那个孩子,为什么还要参加聚会?)
キキ : 声を掛けないで, 集中しないとこの荷物重いんだから. うっ, へっ, はあ, う
っ, …
(不要出声,这个东西太重,我要集中精神。)
女子 : ありがとうございました.
(谢谢)
キキ : 急がなくちゃ! 次は4時半って約束なのよ.青い屋根よ.
(快一点!下一个是4点半的约定。青色的屋顶。)
[青い屋根の邸]
キキ : あの, お届け物のご依頼をお受けしたキキと申します.
(我是受委托来帮忙送货的奇奇。)
バ-サ : まあ, どうぞ. 時間どうりでしたね.
(快请进。来得真快。)
キキ : はい.
(是。)
バ-サ : 奥さま, 見えましたよ.
(夫人!看到了。)
老夫人 : あらあら, 大変. 困ったわね, もう約束の時間になってしまったの?
(哎呀哎呀,不好,麻烦了。已经到约定的时间了。)
バ-サ : どうぞ.
(请。)
キキ : はい.
(是)
バ-サ : それ預かりましょう. 黒猫にほうき, 本当に曾祖母ちゃんの言ったとおりだ
わ.
(这个给我吧。黑猫和扫帚,跟曾祖母说的一模一样。)
キキ : 魔女のキキと申します.
(我是魔女奇奇。)
老夫人 : まあまあ, かわいい魔女さんだこと.
(啊,真是可爱的魔女小姐。)
それがね, 届けて貰うはずの料理がまだ焼けてないのよ. ちっともオ-ブンの温度が上
がらないの. おかしいわね. 駄目ね, 機械も人も年を取ると. 孫のパ-ティに温かいお
料理を届けて貰おうと思ったのよ. あたしの自慢の料理. にしんとカボチャの包み焼
き. でも諦めましょう, 孫には電話で謝って置くわ. あなたには無駄足をさせてしま
ったわね. バ-サ, バ-サ, 魔女さんにお礼をお渡しして.
(是这样的,要送出去的料理还没有烧好。这个电烤炉的温度再也上不去了。真奇怪呀
。不行,机器和人一样,老了就没用。我想把刚做好的热菜送到孙子的聚会上去。这是
我拿手的料理,鲱鱼烤南瓜。但是办不到了。在电话里向孙子表示问候吧。对不起让你
白跑了一趟。巴萨,巴萨,把魔女小姐的酬金拿来。)
バ-サ : は, はい.
(是。)
老夫人 : いいのよ, お約束のとおりにお渡しして.
(没关系。这是按约定应该给你的。)
キキ : 奥さま!
(夫人!)
老夫人 : そうさせてちょうだい. あなたのせいではないんだから.
(请安心收下吧。不是因为你的关系。)
キキ : あ, 奥さま, 私まだちょっと時間があるんです. そのオ-ブンは使えないので
すか?
(啊,夫人,我还有点时间,那个炉子能用吗?)
老夫人 : え? ああ, これね. 昔はよくこれで焼いたけど, でもずいぶん使ってないか
ら…
(咦?那个呀,虽然很早以前曾经用过,但是现在已经很久没有用了。)
キキ : 薪(たきぎ)のオ-ブンなら私もお手伝いできます. 舎で母に仕こまれました
.
(如果用烧柴的炉子,我可以帮忙。在乡下时妈妈也用过。)
バ-サ : そうは言っても大仕事よ.
(如果这样,很麻烦。)
老夫人 : 名案ですよ. 私は電気は嫌いだけど薪なら煖炉用のがあるし.
(不错的提议,我也讨厌电器,喜欢用烧柴的暖炉。)
キキ : やりましょう, 奥さま.
(开始干吧,夫人。)
老夫人 : そうね. じゃあお願いしようかしら.
(是啊,那么拜托你了。)
ジジ : いい子ぶってパ-ティに遅れても知らないよ.
(你真是好孩子,聚会可能要迟到了。)
キキ : だってお金だけ貰えないよ. 急がなくちゃ.
(但是除了钱什么都得不到啊。快一点。)
バ-サ : ほら, まだ使えますよ.
(啊,还能用,)
老夫人 : お母さまのお仕込(しこみ)がいいのね. 段取りがいいわ. なんかワクワク
するわね.
(妈妈教给我的技术还没忘。步骤就是这样。真兴奋啊!)
バ-サ : 私は電気は嫌いです.
(我讨厌电器。)
老夫人 : ちょうど頃合いね. あ, そのくらいでいいわ. あとは待つだけね.
(时机正合适。啊,就是那个位置。下面只剩等待了。)
キキ : 40分くらいでしょうか.
(要等40分钟吗?)
老夫人 : え, そうね. さあ一休みしましょう.
(嗯,是啊。休息一下吧。)
キキ : 他に何かお手伝いする事はありませんか?
(其他还有什么要帮忙的事吗?)
老夫人 : あら, そう. じゃ お願いしようかしら.
(啊,对。那么拜托了。)
バ-サ : 悪いわね.
(不好意思。)
キキ : いいえ.
(没什么。)
ジジ : もう間に合わないと思うよ, たぶん.
(我想你可能赶不上时间了。)
キキ : 心配いらん. フルスピ-ドで 飛ばせば 15分で ぎりぎり セ-フよ.
(不必担心,用全速飞行,15分钟就够了。)
老夫人 : お茶が入りましたよ. こっちいらっしゃい.
(请喝茶。到这边来。)
[食堂]
老夫人 : 6時からパ-ティ? 間に合うの?
(6点开始的聚会?赶得上吗?)
キキ : 大丈夫です. 15分あれば足りますから.
(不要紧,有15分钟就可以了。)
老夫人 : 大変! あの時計 10分遅れてるのよ!
(不好了!那个钟慢了10分钟!)
キキ : え!? どっ, どうしよう!!
(啊!?怎么办?)
老夫人 : 早くかまどへ! ね.
(快打开炉子!)
キキ : は, はい!!
(是!)
老夫人 : バ-サ! バ-サ!
(巴萨,巴萨!)
キキ : どうでしょう?
(行不行?)
老夫人 : よく焼けてるわ. さ, 早く.
(已经烤好了。快点!)
キキ : はい.
(是。)
バ-サ : え, はあはあ, あえ, 急いで!
(咦,快快!)
キキ : はい!!
(是!)
老夫人 : 忘れ物よ.
(忘了东西了。)
キキ : あ, いけません, こんなに!
(啊,不行,这么多!)
老夫人 : 受け取ってちょうだい.
(请安心收下。)
バ-サ : あ, 早く早く!!
(快走快走!)
老夫人 : 素敵な パ-ティを!
(愉快的聚会!)
バ-サ : そこから出て.
(从那边出去。)
[上空]
キキ : さっきまで あんなにいいお天気だったのに!
(到刚才为止都还是好天气呀!)
ジジ : ヒゲがピリピリする. 雨宿りしよう.
(下大雨了。避一避雨吧。)
キキ : 駄目よ, 間に合わなくなっちゃうもん! この料理も冷ちゃうわ!
(不行,赶不上时间了!料理也会凉的!)
[孫女の家]
孫女 : 何かご用?
(有什么事?)
キキ : お届け物です.
(我来送东西。)
孫女 : まあ, ずぶぬれじゃない.
(啊,都湿透了。)
キキ : 急に降って来たものですから. でもお料理は大丈夫です.
(因为雨来得太快了。不过料理没事。)
孫女 : だから要らないって言ったのよ.
(我不是已经说过不要了吗?)
内から声 : なあに?
(怎么了?)
孫女 : お祖母ちゃんからまたにしんのパイが届いたの.
(祖母又送鲱鱼馅饼来了。)
キキ : あの, 受け取りにサインをお願いします.
(收下东西后请签个名。)
孫女 : あたしこのパイ嫌いなのよね.
(我最讨厌那个馅饼了。)
ジジ : 今の本当にあの人の孫? ベ--!! ベ--!!
(她真的是那人的孙女?)
パ-ティ もう間に合わない?
(还能赶上聚会吗?)
キキ, あの男の子だよ! 今ならまだ間に合うよ!!
(那个男孩子在那里!现在去还能赶上!)
[パン屋]
オソノ : 大変だったわね. あの男の子随分待ってたのよ.
(麻烦了。那个男孩子刚才还在等你。)
キキ : もういいんです. このなりじゃ 行けないもの.
(不要紧了。我变成这个样子也不能去了。)
ジジ : どうしたのキキ? 頭でも痛いの? 何か食べようよ. ぼくおなか減っちゃった.

(怎么了奇奇?头疼吗?吃点什么?我肚子已经饿了。)
[翌日 朝]
オソノ : キキ!!
(奇奇!)
具合が悪いの? ひどい熱ね!
(情况不妙,很烫手。)
キキ : 頭がガンガンするの.
(我头疼得厉害。)
オソノ : あんた昨日ちゃんと体を拭かなかったでしょう.
(一定是你昨天没有擦干身体的原因。)
キキ : あたし, このまま 死ぬのかしら…
(我这样会死吗?)
オソノ : うん? くははは---, ただの風邪よ. 薬を持って来てあげる. それに何か食
べなきゃ駄目ね.
(嗯?哈哈,不过是普通的感冒。我把药给你拿来。什么都不吃可不行。)
キキ : ほしくない.
(不想吃。)
オソノ : 辛くてもちょっと食べた方がいいの. ミルク粥を作って来てあげるわ. ジジ
にもね.
(虽然难受,也要吃点东西。我给你准备牛奶。基基也有份。)
ジジ : ニャオ~~~ン……
(唏唏)
オソノ : 風邪の時はこれが一番! はい, ジジ. 熱いから気をつけな. さ, 冷ないうち
に食べな. 起きられる?
(感冒的时候,这是第一位的!来,基基。很热,小心一点。不要吃冷东西。起来吧。

キキ : どうしても食べなきゃ だめ?
(什么都不吃不行吗?)
オソノ : なおりたかったらね. そうだ, さっき あの男の子がお店に来たよ.
(这是为了治好病啊。对了,刚才那个男孩子到店里来过。)
キキ : へえ!
(什么?)
オソノ : 病気だって言ったら魔女も病気になるんですかだって. うふふ, あとでお見
舞いに来たいって. どうする?
(我说你生病了,他问魔女也会生病吗?哈哈,他说以后再来看你。怎么样?)
キキ : だめ!
(不行!)
オソノ : へへ, たぶん そういうと思って鄭重にお断りしといたわ. よく休みなさい
. 疲れが出たのよ. 窓を開けとくね.
(我想你大概也会这么说,所以很郑重地拒绝了。好好休息。你完全是累的。窗户打开
吧。)
キキ : オソノさん……
(欧索娜太太)
オソノ : うん?
(嗯?)
キキ : うん… なんでもない……
(没什么...)
[翌日 朝]
キキ : ジジ, ジジ!!
(基基!基基!)
ジジ : な~~!? うわっ!
(呜哇)
キキ : ジジ, ご飯よ.
(基基!吃饭了。)
オソノ : キキ! 今朝はどう?
(奇奇,今天感觉如何?)
キキ : もうすっかり いいみたい. ごめんなさい, 朝寝ぼうしちゃった.
(感觉好多了。对不起,白天还在睡觉。)
オソノ : いいのよ. あとで ちょっと頼みたい事あるよ. 来て!
(没关系。等一下还有事要拜托你。来吧。)
キキ : はい!!
(是!)
[パン屋]
キキ : コポリさんていうの?
(送给考波利先生吗?)
オソノ : そう. お礼はこれで いい?
(是啊。这些报酬可以吗?)
キキ : いらないわ. 近くだから歩いて行けるし.
(不用了。很近的地方,走去就可以了。)
オソノ : だめよ. 仕事は仕事. 必ず 本人に渡してね.
(不行,工作就是工作。一定要交给他本人)
キキ : ジジ!
(基基!)
ジジ : 仕事?
(工作?)
キキ : あら, お友達? なんていう名ね?
(那个是你的朋友?叫什么?)
ジジ : リリっていうの. 今 行く.
(它叫莉莉。现在就去?)
キキ : いいよ, ちょっとだから. リリさん よろしくね.
(你不用去了,很近的地方。莉莉拜托了。)
リリ : ニヤオオン~~~
(喵)
キキ : はあ, すてき……
(啊,真好看)
トンボ : ねえ, 魔女子さん! 散歩?
(喂,魔女小姐,散步吗?)
キキ : ううん, コポリという人を捜してるの.
(不是,我在找考波利先生。)
トンボ : それ, 僕のことだよ.
(那就是我呀。)
キキ : へ!?
(哎?)
トンボ : そっちへ待って. すぐに行くから.
(你在那边等一下。我很快过来。)
キキ : あ, オソノさんだ.
(啊,欧索娜太太。)
トンボ : ありがとう.
(谢谢。)
キキ : あの, この前ごめんね. 随分待たせちゃって.
(上次真对不起。让你等那么久。)
トンボ : ううん, 君こそ雨の中大変だったね.
(不,你在雨中工作才是麻烦事。)
ねえ, ちょっと寄ってかない? 見せたいものがあるんだ. ねえ, 早く.
(你现在有时间吗?有个东西想让你看看。)
[車庫]
トンボ : こいつの完成を祝うパ-ティだったんだよ. 人力飛行機の機関部なんだ. ほ
ら.翼と胴体は別のところで組み立て中なんだ. この夏休み中に飛ばすんだぜ. 僕がパ
イロットで. ぶう--ん.
(上次聚会就是为庆祝这东西的完成才开的。这是人力飞机的机关部分。它的机翼和机
身在别的地方组装。今年暑假就可以上天了。我就是飞行员。呼呼)
ね, 海岸に行かない? 不時着した飛行船を見に行こうよ.
(到海岸去吗?去看看偶然降落在那里的飞船。)
キキ : 飛行船?
(飞船?)
トンボ : あれ, テレビ- 見なかった?
(啊,没看电视吗?)
キキ : 寝てたから.
(我在睡觉。)
トンボ : じゃ, なおさらだ. 行こう.
(那样更好。走吧。)
キキ : これで 行くのよ?
(坐这个去吗?)
トンボ : そうさ. 訓練よ訓練. 足を鍛えなくちゃ. さ, 乗って.
(是啊。训练训练。腿不锻炼不行。来,上来吧。)
キキ : うっ, ううん… あたし, 自転車 初めてなの.
(嗯...我第一次坐自行车。)
トンボ : 本当!? そりゃ いいや, ちょっと足で 支えててね. 勢(いきお)いが付く
まで. 行くよ!! 蹴て~~!
(真的?那样也好。用脚支撑一下就可以。直到能借助力量为止。走吧!蹬起来!)
キキ : おりる?
(落下去?)
トンボ : No~~!!
人達 : ははは, 頑張れ--!! おいついたな! ははは--……
(哈哈哈,加油!追上去!哈哈)
トンボ : 急カ-ブにかかったら体を外に倒して. 体傾けないと曲れないんだ. そうれ
っ!! いいぞ, その調子! すごい, 最高!!
(前面有急转弯,身体要向外倒。身体不倾斜就不能转弯。到了!很好,就这样!厉害
!最高速!)
キキ : 飛行船ってあれ?
(飞行船在那边?)
トンボ : ああ. わっ!! 飛んだ…!!
(啊,哇!飞起来了!)
キ&ト : ウワアアア~~---……
(哇啊啊...)
[野]
キキ : トンボ, 大丈夫?
(蜻蜓,不要紧吧?)
トンボ : ああ, キキは?
(啊,奇奇呢?)
キキ : 平気.
(我没事。)
ふふふ, あはははは------……
(哈哈哈)
トンボ : うん? そんなに僕の顔 変?
(嗯?我的脸很奇怪吗?)
キキ : はは, 違う, ははは, ごめん, だってとても怖かったもん!! うははは---…
(哈哈,不是。对不起。不过刚才非常可怕!哈哈)
トンボ : ははは---, 僕も怖かったよ. ねえ, さき 魔法使ったの?
(哈哈,我也有些害怕。刚才是魔法吗?)
キキ : わからない. 夢中だったから. ああ~, 自転車メチャクチャ~~!
(不知道,就像在梦中。啊,自行车散架了。)
トンボ : いけねえ, 仲間に怒られる! キキ, 自転車を頼む.
(不行,伙伴们会生气的!奇奇,自行车拜托你了。)
キキ : どうしたの?
(怎么了?)
トンボ : ううっ, 自転車 漕ぎすぎたんだ. まっ, 待て---
(嗯,自行车飘过去了。等等---)
[海辺]
トンボ : いいな~, あんなんで 世界一周できたら最高だろうな. ねえ, 初めて空を
飛んだ時どうだった?
(不错呀,它最多可以绕世界飞行一周。对了,你第一次飞上天是什么时候?)
キキ : 覚えてないの. とても小さかったから. でもちっとも怖がらなかったって母さ
んが言ったけど.
(不记得了。好像是很小的时候。不过母亲说我一点也不害怕。)
トンボ : ああ, 僕も魔女の家に生まれればよかった. キキなんかほうきでついだけど
さ, 僕なんかこれだもんな. へえ, へえ, へえ…
(啊,如果我也出生在魔女家庭就好了。奇奇可以继承家族的扫帚,我只能用这个。哎
,哎)
キキ : うふふ, あたしのは仕事だもん. 楽しいことばかりじゃないわ.
(嘻嘻。我是在工作。一点都不快乐。)
トンボ : そうかな. 才能を生かした仕事だろ. すてきだよ.
(是吗?有这种才能就去工作,了不起。)
キキ : あたし, ちょっと自信を無くしてたの. でも今日ここに来てよかった. 海を見
てると元気になれそう.
(我还有些缺少自信。不过今天能来这里非常好。看看大海就可以打起精神来。)
トンボ : よかったらいつでも連れて来てやるよ. 訓練を兼ねてね.
(既然很好,那就常跟我一起来吧。顺便训练一下。)
キキ : トンボっていい人ね.
(蜻蜓真是个好人。)
トンボ : あれ? 今頃気がついたわ?
(什么?这次不介意了吗?)
キキ : だって初め不良みたいだった.
(但是第一次还像不良少年。)
トンボ : おふくろがさあ, よく言うんだ. この不良息子, 空ばっかり見てないで勉強
しろってね.
(确实如此,你说得不错。这个不良少年,总是被人教训“不要看天上,快学习!”)

少女A : トンボ!!
(蜻蜓!)
トンボ : うん?
(嗯?)
少女A : スッゴイ ニュ-スよ!
(有个大新闻!)
トンボ : 何?
(什么?)
少女A : いいこと. 早く!
(好事。快点!)
トンボ : ちょっと待っててね.
(等一下。)
少女B : 飛行船の中見せてくれるって. 行く?
(可以到飞船内部去参观了。去吧。)
トンボ : わあ, すごいぞ, 行く行く!
(哇,太好了!快去快去!)
少女B : ね, あの子だれ?
(那孩子是谁?)
トンボ : 魔女のキキっていうんだ. キキ, 一緒に行かない? 飛行船の中見せてくれる
って.
(她是魔女奇奇。奇奇,一起去吧?可以到飞船内部参观了。)
キキ : あたしいい.
(我不去了。)
トンボ : ねえ, いこうよ.
(喂,去吧。)
少女C : あの子知ってる. 宅急便やってる子よ.
(我认识那孩子。干宅急便工作的)
少女B : へえ, もうはたらいてるの?
(哎,已经工作了?)
少女A : たくましい~! 
(真能干。)
トンボ : 行こうよ, 皆に紹介するから.
(快去吧,我想把你介绍给大家。)
キキ : 行かない. さよなら!
(不去。再见!)
トンボ : おっ? なんだよ? ねえ, 何 怒ってるの?
(怎么了?为什么生气?)
キキ : 怒ってなんかいないわ. あたしは仕事があるの. ついてこないで!
(没有生气。我还有工作要做。你别过来!)
トンボ : お?
(噢?)
少女達 : トンボ, いくよ!
(蜻蜓,走吧。)
[キキの部屋]
キキ : ジジ, あたしってどうかしてる? せっかく友達ができたのに急に憎らしくなっ
ちゃう. 素直で明るいキキはどこかへ行っちゃったみたい. …? つめたいの.
(基基,我到底是怎么了?好不容易才成为朋友,却很快又变得讨厌起来。以前那个坦
率开朗的奇奇到哪里去了?这么冷淡。)
キキ : ジジ, いくらいい人ができたからって食事の時間は守ってほしいわ. ちっとも
片付きゃ しない.
(基基,不管外面有多少人要见,吃饭的时间也要遵守。一点也不收拾。)
ジジ : にやおお…
(喵)
キキ : なによ, 猫みたいな声出して.
(什么,你发出的声音像猫一样。)
ジジ : にやおお…
(喵)
キキ : ジジ? あなた言葉 どうしたの? キキって言ってごらん, ジジ.
(基基?你的语言怎么了?基基你快叫“奇奇”。基基!)
ジジ! どうしちゃったのかしら, ジジの言葉がわからなくなっちゃったみたい. あ,
大変!!
(基基!到底怎么回事,我好像听不懂基基的话。啊,不好!)
魔法が弱くなってる…!!
(魔法减弱了!!)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:49:08

★《魔女宅急便》剧本(6)


[翌日 朝]
オソノ : 飛べない? 魔法が消えちゃったわけ?
(不能飞了?难道魔法消失了?)
キキ : とても弱くなっちゃったの. だからお届け物の仕事もやすまないと. その代わ
りお店の手伝いきちんとやります! どうかあの部屋にいさせてください!
(变得非常弱了。所以送货的工作也要停下来了。作为补偿,我留在店里帮忙吧。无论
如何请让我住在那间屋子里!)
オソノ : そりゃ 構わないけど 魔法の力って戻るんでしょ?
(这个我不介意,不过魔法能力还能恢复吗?)
キキ : わからないの. ほうきは作れるけど.
(不知道。但是要再作一把扫帚。)
おじさん : おい!
(喂!)
トンボ : キキ, 僕 トンボ. 今日さ飛行船から手を振ったの見せた? 船長がね, テス
ト飛行に乗せてくれたんだ. もう最高だったよ. もしもし, 聞いてるよキキ?
(奇奇,是我蜻蜓。今天我在飞船上招手,你看见了吗?船长让我参加试飞了。已经飞
到最高了。喂,奇奇,你听得见吗?)
キキ : もう電話しないで.
(不要再打电话来了。)
トンボ : え, なに? 聞こえないよ. 船長がね, 君に会いたいって. お? もしもし? も
しもし!
(什么?我听不见。船长说他想见你。噢?喂喂!)
オソノ : どうしたのキキ? 顔が真っ青よ.
(怎么了奇奇?脸色很难看。)
キキ : あたし修行中のみなんです. 魔法がなくなったら, あたし, 何の取柄もなくな
っちゃう!
(我还在修行中,如果没有魔法,我就什么长处也没有了!)
[ある日]
ウルスラ : キキ! はあい!
(奇奇!你好!)
キキ : はあ!?
(啊?)
ウルスラ : なんだ. ちっとも来てくれないだから自分から来ちゃったよ.
(怎么了。你总是不来看我,我只好自己来看你了。)
キキ : ごめんなさい.
(对不起。)
ウルスラ : というのは嘘. 買い出しに来たついで.
(刚才是开玩笑。我买东西来了。)
キキ : 寄ってて, 今仕事が一区切(ひとくぎ)りしたとこなの.
(顺便,现在把工作暂时告一段落如何?)
ウルスラ : もちろん そのつもり.
(当然可以。)
[キキの部屋]
ウルスラ : 案外(あんがい)いい部屋ね.
(想不到有这样好的房子。)
キキ : よかったら食べて. 今お茶入れてくる.
(随便吃点东西。喝茶吗?)
ウルスラ : お茶はいいよ. ミルク あったらくれる?
(喝茶也可以。有牛奶吗?)
キキ : うん.
(嗯。)
ウルスラ : はは, ほんとだね. あのぬいぐるみにそっくりだ. 君 ジジっていうんだ
ろ?
(哈哈。真的呀。跟那个布玩具完全一样。你就是基基吧?)
商売はどう? 軌道に乗った? …うまくないの?
(买卖怎样?已经走上正轨了吗?...不太顺利?)
キキ : 今お休み中なの.
(现在正在休息。)
ウルスラ : へえ?
(咦?)
ウルスラ : ふん, どうりで、落ちこんでると思ったよ. 魔法にもそんなことがあるん
だね.
(嗯,原来是在考虑这件事。魔法那种事也是有的。)
ねえ, あたしの小屋に泊りにおいでよ.
(对了,到我的小屋去坐坐吧?)
キキ : へ?
(咦?)
ウルスラ : 店の人に辞わってさ. 一日くらいいいじゃない. ジジ, あんたも来るかい
?
(跟店里的人说一声,只要一天就可以了。基基,你也来吗?)
はは---, 彼女のほうがいっか. ね, きめよ, すぐ出発!
(哈哈,你要去见女朋友。好,决定了,这就出发!)
ジジ : にやお……
(喵)
[ウルスラの小屋へ 行く途中]
ウルスラ : 来てるよ.
(车来了。)
ウルスラ : ははは, やあ, ついた…!
(哈哈哈,上来了。)
キキ : すてき---!
(真美!)
ウルスラ : なによ, この美人が目に入らないのかしらね.
(什么,连我这样的美人都看不见。)
ウルスラ : あん? あたしを男だと思ったの!?
(啊?你刚才以为我是男人?)
運転士 : そんななりしとるもんな.
(看起来很像。)
ウルスラ : はあ, この脚線美(きゃくせんび)がわからないとはね.
(唉,这么美的曲线不懂得欣赏。)
[ウルスラの小屋]
キキ : 烏!
(乌鸦?)
ウルスラ : すっかり 友達になっちゃったんだ.
(我和它们完全成为朋友了。)
キキ : へえ…
(咦...)
ウルスラ : やほ, だだいま!
(呀喝,我回来了!)
キキ : こんにちは! この前はごめんね!
(你好!上次真对不起。)
ウルスラ : 先に入ってて. 水汲(く)んで来るから.
(你先进去吧。我去提水来。)
ウルスラ : どう?
(怎么?)
キキ : 素敵……
(很美)
ウルスラ : キキに会ってね, この絵かこうってきめたの. でもね, この子がきまらな
いのよね. キキが来るのをずっと待ってたんだよ.
(见到奇奇的时候,我就决定画这幅画了。不过,那个孩子的形象还没有定下来。所以
一直在等奇奇到来。)
キキ : これ, あたし?
(这个是我?)
ウルスラ : まあね. ちょっとそこに座って. モデルになってくれる?
(是啊。在那里坐一下。当我的模特好吗?)
キキ : でもあたし, こんなに美人じゃない!
(但是我,不是这种美人啊!)
ウルスラ : ははは----!! あんたの顔いいよ. この前よりずっといい顔してる. さあ
, 座って. そのいすがいい. ちょっと顔を上げて, 遠くを見るように. そう, そうし
てて.
(哈哈!!你的脸很美,比上次还要美的脸。来,坐下。那张椅子就可以。脸转过来,
就像看着远处的样子。这样,就这样。)
魔法も絵も似てるんだね. あたしもよく画けなくなるよ.
(魔法和绘画很相似。我还画得不太好。)
キキ : ほんと? そういう時どうするの?
(真的?那么应该怎么办?)
ウルスラ : 駄目だよ, こっち見ちゃ.
(不要这样,看这边。)
キキ : あたし, 前はなにも考えなくても飛べたの. でも今はどうやって飛べたのか分
からなくなっちゃった.
(我以前什么都不考虑,只懂得飞行。但是现在我已经不知道怎样飞了。)
ウルスラ : そういう時はジタバタするしかないよ. 画いて画いて画きまくる!
(这种时候不要手忙脚乱。画呀画呀一个劲地画。)
キキ : でもやっぱり飛べなかったら?
(但是仍然还是飞不起来。)
ウルスラ : 画くのをやめる. 散歩をしたり景色を見たり, 昼寝をしたり, なにもしな
い. そのうちに急に絵きたくなるんだよ.
(那就停止作画,出去散步,看看风景,睡上一觉,什么都不要做。这样就会变得非常
想画画。)
キキ : なるかしら.
(会变得?)
ウルスラ : なるさ. さあ, ほら横向いて.
(是啊。来。让我看看侧面。)
[夜]
ウルスラ : あたしさあ, キキぐらいの時に絵画きになろうと決めたの. 絵画くの楽し
くてさ, 寝るのが惜しいくらいだったんだよ. それがね, ある日全然 画けなくなっち
ゃった. 画いても画いても気に入らないの. それまでの絵が誰かの真似だってわかっ
たんだよ. とこかで 見たことがあるってね. 自分の絵を画かなきゃ って.
(我呀,像奇奇这样大的年龄就决定要画画了。绘画时有很多乐趣。只是睡觉就太可惜
了。就是说,有一天什么都不能画。画着画着就有些明白了。知道了那个画像到底像谁
。在什么地方曾经见过的。自己的画像画不出来。)
キキ : 苦しかった?
(很辛苦吗?)
ウルスラ : それは今も同じ. でもね, その後 少し前より絵を画くって事わかったみ
たい. 魔法ってさ, 呪文を唱えるんじゃないんだね.
(与现在一样的。不过呢,好像比从前更多地了解关于绘画的事了。就像魔法,跟念咒
语差不多。)
キキ : うん. 血で飛ぶんだって.
(嗯,有血统就能飞。)
ウルスラ : 魔女の血か. いいね, あたしそういうの好きよ. 魔女の血, 絵画きの血,
パン職人の血. 神様か誰かがくれた力なんだよね. お陰で苦力もするけどさ.
(魔女的血统,很好,我喜欢这种说法。魔女的血统,画家的血统,面包师的血统。神
赐给每个人不同的力量。借助于此我们才能工作。)
キキ : あたし, 魔法って何か考えたこともなかったの. 修行なんて古くさいしきたり
だって思ってた. 今日 あなたが来てくれてとても嬉しかったの. あたし一人じゃ, た
だ ジタバタしてただけだわ.
(我以前从来没有考虑过什么是魔法。我以为魔法就是古时传下来的规矩。今天能到你
这里来我很高兴。如果只有我一个人的话,或许只能手忙脚乱。)
ウルスラ : あのね, この絵, ほんとは消しちゃおうかって何度も思ったんだよ.
(对了,我曾有几次想让这张画真正完成。)
キキ : こんなすてきなのに?
(这张很美的画?)
ウルスラ : 今日 キキに会ってさ, 悩んでるキキの顔 見たらさ, これだ! って画けそ
うな気がして来たの.
(今天见到奇奇,看见了奇奇的脸苦恼时的样子。所以就有了完成这张画的灵感。)
キキ : あっ, 意地悪(いじわる)!
(啊,刁难人!)
ウルスラ : はははは, だから相子!
(哈哈,所以彼此彼此。)
キキ : うふふ…
(嘻嘻)
ウルスラ : さ, 消すよ.
(好,熄灯了。)
キキ : うん. ベッド取っちゃって悪いね.
(嗯。用了你的床不好意思。)
ウルスラ : いいよ.
(没关系)
キキ : 時時 ここに来ていい?
(经常来这里可以吗?)
ウルスラ : うん. 夏中はいる気だから. あたしも時時 会いに行くよ.
(嗯。整个夏天都在。我也会经常去看你。)
キキ : うん.
(嗯。)

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:49:50

★《魔女宅急便》剧本(7)


[翌日]
テレビ- : 豪雨のため, 当市に不時着した飛行船 '自由の冒険号'はこのほど修理を斉
ませ, 本日南極探険の旅を再開することになりました.
(因为遭遇大雨,偶然降落在本市的“自由冒险号”飞船现在已经完成了修理。今天就
要再次开始南极探险之旅!)
オソノ : はい, グウチョキ パン店です. ああ, キキ. うん. もっとゆっくりしてい
てもいいのに. ああ, それからね, この前のお婆ちゃんがまた来てくれって. どうす
る? 断ろうか? 当分 お休みって言ったんだけど どうしてもって言うのよ. そう, じ
ゃ 帰りによってね. はい.
(您好,这里是面包店。啊,奇奇。嗯。这里没什么事不用着急。啊,对了,不久前老
婆婆又来过一趟。怎么办?拒绝?我虽然说你暂时休息了,其他的该怎么说?这样,你
要回来了?好。)
[青い屋根の邸]
キキ : こんにちは.
(你好。)
バ-サ : まあまあ, お待ちかねですよ.
(哎呀,我们一直在等你。)
テレビ- : 出発まで あと5分も余ってる頃となりました. ……
(电视:还有5分钟,飞船就要就要出发了!)
キキ : 参りました, 奥さま.
(我来了,夫人。)
老夫人 : いらっしゃい. 今日はこのままで勘弁(かんべん)してね. お天気がいいの
に足が痛むの. バ-サ, あれを!
(欢迎。今天招待不周请原谅。天气很好,我的脚就疼。巴萨,看那个!)
バ-サ : はいはい, 奥さま, 飛びましたか?
(是是,夫人。已经飞了吗?)
老夫人 : まだよ. おかしいのよ, この人飛行船に夢中なの.
(还没有。很奇怪。这些人都梦想乘坐飞船。)
バ-サ : 冒険が好きなんです.
(喜欢冒险。)
老夫人 : ちょっと音 小さくしてね. キキ, この箱 ちょっと開けて?
(音量稍微放小一些。奇奇,打开这个箱子好吗?)
キキ : はい. 奥さま, これ…!!
(是。夫人,这个...)
老夫人 : それをキキと言う人に届けてほしいの. この前とってもお世話になったから
. そのお礼なのよ. ついでにその子のお誕生日を聞いて来てくれると嬉しいんだけど
. またケ-キを焼けるでしょう? キキ?
(这个是我要送给一个叫奇奇的人的。上次承蒙照顾了。这是给她的礼物。我们听说那
个孩子的生日就要到了很高兴。又烧好了这个蛋糕送给她。奇奇?)
キキ : きっと, きっと, その子もお婆さまのお誕生日を知りたがるわ! プレセントお
考える楽しみができるから!
(一定,一定,那孩子也想知道婆婆的生日。能为婆婆准备礼物很高兴。)
老夫人 : ほんとね.
(真的?)
老&キ : うふっ, ははは……
(哈哈哈...)
テレビ- : うあああ~~!!
(电视:啊啊!!)
老夫人 : どうしたの?
(怎么了?)
バ-サ : なにか事件が起きたようですよ.
(好像出了什么事了。)
テレビ- : 大変です! !ロ-プが切れました!! 飛行船が流されています!!
(不好!绳索被拉断了!飞船要飘走了!)
うわ, 飛行船が我我の……うわああ~~!!
(哇,飞船是我们的...啊...!!)
バ-サ : ああ, 肝心な時に何を映したんだよ.
(啊,重要的时候,电视又出了毛病。)
老夫人 : 夏にときたま こうゆう風が吹くの. じきにここへも来るわ. 大丈夫, 通り
過ぎるだけよ.
(夏季的时候就容易起这样的风。现在它又刮到这里来了。没关系,只是路过这里。)

バ-サ : 奥さま, 映りましたよ. 逆様になってる. こんなものただの風船ね.
(夫人,电视又好了。飞船倒过来了。这东西就是普通的气球吗。)
テレビ- : 飛行船 自由の冒険号は突然の……残された最後のロ-プを伸ばしに……飛
べる事が出来るでしょうか.
(自由冒险号飞船突然...残留的最后的绳索悬挂在下面...难道它还能飞吗?)
ああ!! 駄目です!! すさまじいヘリウムがくそ力で うえに……
(啊!不行!可怕的氦气正在用它惊人的力量带动...)
キキ : トンボ!! あの子 あたしの友達なの!!
(蜻蜓!那孩子是我的朋友!)
バ-サ : はあ!?
(啊?)
キキ : トンボ……
(蜻蜓!)
老夫人 : あなたの友達ですって?
(是你的朋友?)
キキ : あたし行きます!!
(我要去!)
老夫人 : 気をつけてね.
(小心点。)
バ-サ : 大変~.
(不好!)
[飛行船]
船長 : 頑張れ~!! 手を放すな!! このヘリウムをぬけ! 急げ!!
(坚持住!不要松手!氦气要泄漏了!快点!)
トンボ : うわ, わああ~~~!
(哇,啊!)
[道路]
キキ : トンボは, 男の子は無事ですか!?
(蜻蜓,那个男孩子不要紧吧?)
男子 : さあ, パトカ-は落ちたって言ってたけど.
(听说巡逻车也从飞船上落下来了。)
消防車 : 道を開きなさい!! どきなさい!! 早くどきなさい!!
(让开道路!大家退下去!快退下去!)
清掃夫 : 大丈夫かね?
(没事吧?)
キキ : おじさん! そのブラッシュを貸してください!!
(大叔,这把刷子请借给我!)
清掃夫 : うん?
(嗯?)
キキ : お願い! 必ずお返しします!!
(拜托!一定归还!)
清掃夫 : ああ, それはまあ…
(啊,这倒不要紧...)
キキ : すみません!!
(对不起!)
清掃夫 : おおっ!!
(噢!)
キキ : 飛べ…!
(飞吧!)
人達 : うわあ----!! 飛んだ…!!
(哇!飞起来了!!)
キキ : まっすぐ 飛びなさい, 燃やしちゃうわよ!!
(请直飞上去!激情燃烧起来吧!)
アナウンサ : 少年はまだ 無事ですが飛行船 '自由の冒険号'は風に流されてシティ-
タワ- に近付いて行きます! このままではシティ- タワ-との衝突は避けられません
!!
(记者:虽然少年暂时还不要紧,但是自由冒险号飞船随风飘荡,已经接近市中心高塔
了!这样下去无法避免与高塔相撞!)
トンボ : ぶつかるぞ----!! 高度を上げろ----!!
(要撞上了!快向高处飞!)
船長 : ガスが足りない! ぶつかる寸前に塔に飛び移れ---!!
(气不够了!撞上的时候前你设法跳到塔上去!)
トンボ : やってみます!
(我试试!)
時計員 : おおい, ここへ 来いよ!!
(喂!到这里来!)
トンボ : おじさん, 逃げて~~!!
(大叔!快逃!)
時計員 : しこまれ!
(快跳!)
キキ : もっと速く! こら~~!!
(再快一些!哎呀!)
アナウンサ : お聞き下さい! すごいガスもれの音です! 少年はどうなったのか, この
角度からは見えません!
(大家快听!气体泄漏时发出的巨响!那少年怎么样了?从这个角度看不到!)
倒れます!! ガスが抜けて, 飛行船が倒れます!!
(倒下来了!随着气体的泄漏,飞船倒下来了!)
人達 : うわあああ~~----!!!
(哇...)
アナウンサ : ああ, ひっかかった, 止まった! 止まりました!!
(啊,挂住了,停下了!飞船停下了!)
男子 : ああ, あそこ見よ!!
(啊,看那里!)
アナウンサ : いた!! 少年がいました!! 奇蹟です, 少年はまだぶらさがっています!
だがいったいどうやって助ければよいのでしょう! このまま あの勇敢な少年を見捨
て…
(看到了!少年在那里!奇迹,少年仍然悬挂在那里!但是我们怎样才能救他呢?如果
就这样抛弃那个勇敢的少年...)
なんだ, あれは? 鳥? 違います! 少女だ!! 少女が空を飛んで 行きます!! 魔女です!
! ほうき, じゃない, デッキブラッシュに乗った魔女です!!
(那是?飞鸟?不是!是少女!从空中飞来的少女!魔女!骑着扫帚,不,骑着甲板刷
子的魔女!)
老夫人 : キキよ!!
(奇奇!)
バ-サ : それ!
(真的!)
オソノ : あの子飛んだわ!!
(那孩子在飞!)
ケト : 頑張れ!
(加油!)
キキ : トンボ!!
(蜻蜓!)
トンボ : キキ!!
(奇奇!)
キキ : こら, いい子だからゆうこと聞いて!!
(喂!你是个好孩子,听见了吗?)
乗務員達 : おい! 頑張れ!! もうちょっとだ!! 頑張れよ--!!
(加油!还差一点!加油!)
キキ : トンボ!!
(蜻蜓!)
トンボ : キキ!!
(奇奇!)
アナウンサ : 頑張れ!! もうちょっとだ!!
(加油!还差一点!)
人達 : 頑張れ!! 頑張れ!! 頑張れ!! 頑張れ!!
(加油!加油!)
トンボ : うわああ----!!
(哇!)
アナウンサ : 受け止めた!! 空中で 受け止めました!!
(抓住了!在空中抓住了!)
今 地上に落り立ちました. 感動的な光景です! 飛行船の乗員も無事のようです.
(现在他们已经平安落地!令人感动的一幕!飞船里的成员也平安无事!)
清掃夫 : あのデッキ ブラッシュはわしが貸したんだぞ!
(那把刷子是我借给她的!)
老夫人 : ははは, やめてよ バ-サ! あははは---……
(哈哈,不要这样巴萨!哈哈...)
オソノ : えらいよ, キキ. よくやったね. あっ, あんた, 先生を呼んで. 生まれそう
よ!
(真伟大!奇奇,干得不错!啊,你快去叫医生,我可能要生了!)
おじさん : おおっ!
(噢)
キキ : あ, ジジ!
(啊,基基!)
篇尾曲:やさしさに包まれたなら
词/曲/歌:荒井由実
小(ちい)さい頃(ころ)は神(かみ)さまがいて
不思議(ふしぎ)に夢(ゆめ)をかなえてくれた
やさしい気持(きも)ちで 目覚(めざ)めた朝(あさ)は
おとなになっても奇蹟(きせき)はおこるよ
カ-テンを開(あ)いて静(しず)かな木洩(こも)れ陽(ひ)の
やさしさに包(つつ)まれたならきっと
目(め)にうつるすべてのことはメッセ-ジ
小さい頃は神さまがいて
毎日(まいにち)愛(あい)をとどけてくれた
心(こころ)のおくにしまい忘(わす)れた
大切(たいせつ)な箱(はこ) ひらくトキはイマ
雨(あめ)あがりの庭(にわ)で くちなしの香(かお)りの
やさしさに包まれたならきっと
目にうつるすべてのことはメッセ-ジ
カ-テンを開いて静かな木洩れ陽の
やさしさに包まれたならきっと
目にうつる全てのことはメッセ-ジ
[つたで 覇われた家]
父さん : 母さん!! キキからの手紙だよ!!
(妈妈!奇奇寄来的信!)
母さん : ええ!? あっ!!
(咦?啊!)
父さん : お父さん, お母さん, お元気ですか? 私もジジもとても元気です.
(爸爸,妈妈,身体好吗?我和基基都很好。)
キキ(声) : 仕事の方もなんとか軌道に乗って, 少し自信が付いたみたい. 落ちこむこ
ともあるけれど, あたし, この町が好きです.
(工作的事已经开始走上正轨了。好像已经开始有一点自信了。虽然也有过不如意的时
候,但是,我很喜欢这座城市。)


<完>

驿客林夕 发表于 2007-7-20 19:51:10

为阅读方便我都给缀在后面了,很有用的资料,加精吧。

五月の球球猫 发表于 2007-7-20 21:42:04

嗯....呵呵........谢谢老师~~~:jubilation :jubilation

Leo 发表于 2007-7-21 11:20:43

哇!!!这些东西都有?!厉害啊~~
那个小说快点登陆中国就好了.

吴全真 发表于 2007-8-8 21:51:39

支持楼主的辛勤工作!
虽然我没时间细看,但可以肯定,这样的资料是映画馆所必不可少的。

深深浅浅深 发表于 2007-8-9 16:30:48

要是放假之前看到这个
说不定我还可以拿到我们戏剧社里排练(估计难度系数巨大...)

アキモトミツキ 发表于 2007-8-21 15:40:43

楼主好辛苦哦。。。这个剧本真好。。下次拿到表演社团去,说不定还可以排出一个精品。。^0^:love

五月の球球猫 发表于 2007-8-21 20:19:58

谢谢哦~~~呵呵~~~:jubilation

排演KIKI~~~一定超多人喜欢的~~~

蓝月 发表于 2007-8-21 23:36:34

厉害~~~
我用了一下~~

kikian 发表于 2007-9-1 18:58:24

好长好长哦~
顶一个来~

五月の球球猫 发表于 2007-9-1 20:46:34

呵呵......谢谢Kikian...........
很想知道蓝月用这剧本做什么呢~~~是不是排了话剧啊~~~
好想看~~~

麟西佳 发表于 2007-9-1 21:31:49

:jubilation :jubilation :jubilation
厉害啊
这个东西可以搞个话剧了
哈哈

ZHI 发表于 2007-9-17 12:56:13

[原创]

黑了,黑了!难得的东西呀!

daxian 发表于 2007-9-29 13:29:27

嗯~
很专业~~~
很好~~~

五月の球球猫 发表于 2007-10-4 04:56:15

谢谢大家支持........

雲遐 发表于 2007-11-14 19:34:39

谢谢Elaine发本本~~:jubilation :jubilation

五月の球球猫 发表于 2007-11-15 20:48:42

应该做的..............
呵呵...............

aromabi 发表于 2008-11-1 09:36:03

谢谢分享!:Mseemm

shchjuan 发表于 2009-3-22 11:27:22

:-O,很不错啊~~~不错的贴~~

红猪保罗 发表于 2012-3-31 09:54:03

真是辛苦~这个太用心了~!!
页: [1]
查看完整版本: ★《魔女宅急便》剧本(1)